子どものおこづかい いつからいくら渡す?家庭でできるお金教育~渡しかた編~

MONEY FOR KIDS

こんにちは。

 

投資家ママの

「まいちゃん」こと

斉藤麻衣子(さいとうまいこ)です。

 

 

シリーズでお届けしている、

 

「子どものおこづかい いつからいくら渡す?家庭でできるお金教育」

~渡しかた編~

です。

 

 

関連記事はこちら

~始めどき編~

~金額編~

 

 

今回は、

子どものお金のマネジメント力を養う

おこづかいの渡しかたについてお伝えします。

 

 

報酬制と定額制

 

おこづかいの渡しかたは、大きく2つあります。

 

報酬制

おてつだいなど

働いた分に応じておこづかいを渡す

 

 

定額制

毎月・毎週・毎日など

あらかじめ定めた期間に定めた金額を

おこづかいとして渡す

 

 

それぞれのメリット・デメリットを

見ていきましょう。

 

報酬制

メリット

  • お金は労働の対価である

ということが体得できる

  • お手伝いが継続しやすくなる

デメリット

  • おこづかいがもらえないお手伝いを

やりたがらなくなる可能性がある

 

 

定額制

メリット

  • 決められた期間に決められた金額の

おこづかいを受け取るので、

予算が立てやすくなる

  • お手伝いは家族の一員として

当然のことだと理解しやすくなる

 

デメリット

  • 何もしなくてもお金がもらえるので、

「お金は労働の対価」ということが学べない

  • 面倒になったり忙しくなったりすると

お手伝いをしなくなる可能性がある

 

 

このように報酬制と定額制には

どちらにもメリット・デメリットがあります。

 

 

報酬制or定額制の選択方法

 

これは

各家庭の方針、

子どもの性格や成長段階によります。

 

 

子どもの性格や成長段階による、とは

 

例えば

 

  • おこづかいと関係なくても

お手伝いを積極的にする子どもであれば

定額制

 

  • 定額制でおこづかいを受け取っても、

感謝の気持ちが持てない様子であれば

報酬制

 

  • 積極的にお手伝いする子だったけれど

部活や塾などで忙しくなり、

お手伝いに時間をかけられなくなったため

報酬制から定額制へ変更

 

といったように

子どもの性格や状況に応じて判断する

という意味です。

 

 

あなたのお子さんには

どちらのやり方が合っていると思いますか?

 

 

オススメ!報酬制×定額制のミックス

 

個人的にオススメなのが

3つめのパターン。

 

「報酬制と定額制のミックス」

 

です。

 

 

必要最低限の金額を定額制で渡して

プラスアルファのおこづかいは報酬制で渡す

という方法です。

 

 

6才と4才の子どもがいる我が家では、

おこづかいを導入して半年ほど経ちました。

 

 

今は報酬制にしていますが、

いずれは定額制+報酬制のミックスに

切り替える予定です。

(この定額制の部分にはひと工夫加えるつもりです。

その内容と目的については話が長くなりますので、

また別の記事で。)

 

 

 

国際社会の常識は報酬制

ここまで

おこづかいの渡しかたについて

お伝えしてきましたが、

私個人の意見としては

 

報酬制

 

断然!オススメです。

 

 

労働の対価として報酬が発生する

 

 

報酬制は、

この当たり前のことを

小さいうちから体得するのに

有効だからです。

 

 

実は、海外では

日本の

 

  • お年玉
  • 定額制のおこづかい

 

といった風習がないことが多く、

 

 

外国人から見ると

 

「日本の子どもたちは何をして

お年玉をもらっているの?」

 

「どうして労働していないのに

子どもにお金を渡すの?」

 

という感覚なのだそう。

 

 

日本の常識は海外では非常識

 

なのです。

 

 

たまに

報酬制に対する反対意見として

 

「損得で物事を考えるようになるのでは」

 

「報酬がもらえない場合は

動かない子になるのでは」

 

といった意見を耳にすることがあります。

 

 

  • おこづかいがもらえないお手伝いを

やりたがらなくなる可能性がある

 

という

報酬制のデメリットは、

日頃からの

親子のコミュニケーションの取りかた次第で

防ぐことができます。

 

(その点については~考えかた編~

でお伝えしますね。)

 

 

デメリットをメリットに変える

工夫をしようとはせず、

「お金は労働の対価」ということを

子どもが学ぶ機会を与えない。

 

 

日本の慣習にとどまり

異なる価値観を受け入れようとしない。

 

 

そんなことをやっていては、

 

いつまでたっても

お金の教養は身に付きません。

 

 

私たち日本人が

他の先進諸国と比べて資産構築が下手な理由、

日本人はマネーリテラシー(お金の教養)が低い

と言われる理由は、

こういったところに原因があるように思えます。

 

 

お金の教養を身につけるためにも

賢く資産構築していくためにも、

 

グローバルな視野を持つこと

 

が非常に大切です。

 

 

これからの時代を

幸せに豊かに生きていくために、

 

子どものうちから

資産構築の感覚を磨いておくことは

親としての責務

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

繰り返しになりますが、

おこづかいは

 

子どもが大人になった時に

お金を上手に管理できるようになるための練習

 

です。

 

 

渡しかたを決める際には、

おこづかいの本来の目的である

 

「子どものお金のマネジメント力を養う」

のに、

ふさわしい方法はどれかな?

といった視点を忘れないこと。

 

 

加えて

あなたのお子さんにはぜひ、

国際社会で通用するお金の感覚を

身につけさせてあげてくださいね。

 

 

 

次回、

子どものおこづかい いつからいくら渡す?家庭でできるお金教育~実践編~

では、

我が家で実践中のおこづかいについて

私たち夫婦と子どもたちのやり取りも交えて

お伝えします。

 

 

お楽しみに!

 

 

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子どもにどうやって

教えてあげれば良いのだろう…。」

 

日本の学校では

お金のことを教えてくれません。

 

 

将来に向けてどのように

お金の準備をして行けば良いのか?

 

 

お金の教育を受けないまま

大人になった私たちが、

分からないのは当然なのです。

 

 

香港の平均年収は260万なのに

60歳以上の6人に1人が

1億の資産を築いています。

 

 

日本は平均年収400万なのに

1億以上の資産を築いている人は

50人に1人。

 

 

この差はお金に働いてもらっているかどうか。

 

 

情報の差、教育の差です。

 

 

金融先進国の

海外の情報を聞いて取り入れてみると、

日本の枠にとらわれているのは

本当にもったいないということが

分かるでしょう。

 

 

目先の利益にとらわれず、

中長期的にコツコツと

資産構築している人と

そうでない人の未来は雲泥の差です。

 

 

「将来のお金の準備をしたいけど

何から始めたら良いのか分かりません。」

「まいちゃんさんがやっている

海外積立について

とても気になります。」

「〇〇〇という投資について、

まいちゃんさんから見てどうでしょうか。

率直なご意見を教えて下さい。」

こちらの記事で、

オリンピックあたりがXデー?

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うわー行動しなきゃ。と思いお便りしました。」

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メッセージがとても好きで、

まいちゃんさんに資産運用のご相談を

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最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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